自動車運転などの視覚探索を要するタスクを支援する際には,人の注意を誘導することは重要である.特に時々刻々と変化する状況においては,適切なタイミングで注意誘導を行うことが重要であり,そのためには,人が注視対象を認識したかどうか(視認)を推定し,それに対応して適切に支援を行う必要がある.本研究では,複数の視覚探索タスクを連続して行うシーンを想定し,視認推定に基づいて注意誘導を行うことで,効率的な視覚探索タスク支援の枠組みを提案する.視覚探索を要するVRゲームを対象として,視認難易度に基づく視認推定と,それを用いた視覚探索タスクの支援手法を実装し,その有効性を評価した.
S. Yoshida, M. Sei, A. Utsumi, H.Yamazoe, Preliminary analysis of visual cognition estimation in VR toward effective assistance timing for iterative visual search tasks, VRST2021, 2021
𠮷田竣亮, 施真琴, 内海章, 山添大丈, 視認難易度に基づく視認推定とVR環境における視覚探索タスク支援への応用, 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2021), 2021
𠮷田竣亮, 施真琴, 内海章, 山添大丈, 視線情報に基づく視認推定とその視覚探索タスク支援への応用, 第18回コンピューテーショナル・インテリジェンス研究会, 2021
𠮷田竣亮, 施真琴, 内海章, 山添大丈, 視認推定に基づく視覚探索タスク支援とVR環境における有効性評価, インタラクション2021, 2021